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2014年5月28日 (水)

140506 Mission May Storm Day10

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Day10 Mac’s by KOZO6’6Quad

 

Last Dayがやってきた。僕たちは一日中入れ替わり立ち代わりエントリーした。ピークにはOasia号のメンバーがいた。ボスが僕のおかげでJin-Landのテイクオフポジションが分かったという。それは彼なりのお礼の言葉だ。老けてみえるが54歳。僕の方が年上だと知ると目を丸くしてサーフ歴は何年だと聞いてくる。40年と答えると自分と同じだと満足げに笑った。ここにも永遠の少年がいた。ニッポン人にセットの波を乗られ声を荒げたサーファー。空気が沈む。ボスが俺のフレンズだといなす。すぐに活気が戻った。僕はセットの波をあきらめて、ピーク奥のほんのちょっとインサイドから波数を集めた。ボトムは浅くてリスキーだがショルダーに出ればエンドゾーンまでロングランだ。パドルバックすると今度はミドルセクションにステーして、セットのピークからセクションでミスが起こるのを待ち構える。何本かグッドウェーブをキャッチした。1R目を終えて小一時間ほど休憩した。エアーポケットのような時間がやってきてピークが空いた。裕がチャンスやというのでカズとフージーと三人でエントリーした。しばらくするとエクアドルのサーファーが少年3人とエントリーしてきた。すごくフレンドリーなナイスなサーファーだ。何本か乗るとリゾートボートのスタッフから交代の時間だと言われた。すぐにニュアンスが分かった。裕が彼らを相手にしないことにイラついているのだろう。無用なフリクション(摩擦)だ。僕はあと1本乗ったら上がると伝えた。スピードボードに戻るとフージーが超ロングランを決めた。メンタウィはどんどんと変化していく。マカロニは終わったわけでもなんでもない。シーズンを選べば僕たちだけでサーフすることだって出来る。

最後の夜、May Stormがやってきた。強い雨が降り、風が吹き、船がゆれた。翌朝5時にパダン港に上陸。8時半のAir Asiaでクアラへ。午後の便に乗り羽田には23時前に到着。25時に帰宅。夢のようなトリップは泡沫(うたかた)のように終わった。いつの日かまたあの場所に戻ろう。

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140528 Member of Mission May Storm

この世のすべての事象は必然。偶然と必然は同じことだと思う。スマトラサファリーズはクリスとアキノリくんがニアスで出会い生まれた。裕は大阪堺から世界中のサーフポイントを放浪し、パダンにたどり着いた。アキとともに経験を積み、素晴らしいサーフガイドに成長した。アジアにインドネシアが、メンタウィ諸島が、そしてニッポン人のアキと裕がその場所にいる幸せを今噛みしめている。僕たち9人は2014426日に裕のサザンクロス号に乗船した。船上でもピークでも自然体の笑顔で気持ち良く10日間をともに過ごした。裕、石井くん、大観さん、仁、そして僕たちが撮影した写真はぼう大な数にのぼる。ここに僕の心に迫る写真を15枚選んでみた。メンバーそれぞれが思うベストショットとはきっと重ならないだろうが・・・・。

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2014年5月27日 (火)

140503 Mission May Storm Day7

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Wonder Zone

 

このゾーンでサーフ出来る最後の日がやってきた。明日は水補給のために中継港に向かうのだ。僕はJin-Landの波にまだ1本も乗っていない。またいつの日か戻ってくることがあるのだろうか? 

 

Day6 Jin-Land Left by KOZO6’6Quad

 

気持ちは平穏だった。スウェルは整いブレイクも風も光も素晴らしい。夢中でピークを追いかけた。リアルウェーブで初めて使うKOZOシェープのクアッドはスムーズだった。ターンがかろやかで乗っていて心が華やぐ。裕がボートから僕たちのライディングをシュートしてくれた。1R目の終盤にOasia号がやってきた。ピークにはいつのまにか僕と仁の二人きりだった。いかつい白人のサーファーが一人でエントリーしてきた。ちょっと緊張している。僕がスマイルを送ると、安心したのかデッキで見守る仲間に手を上げた。彼らはカリフォルニアからやってきたチームだった。マカロニで再会し、なかよくピークをシェアーすることになる。その頃、サザンクロス号の投錨ポイントの反対側のインサイドライトブレイクで仲間たちがサーフしていた。僕も試してみたが、速くて掘れて浅くてすぐにギブアップした。

 

午後遅く、仁とフージーと三人でエントリーした。もうカリフォルニアチームとの交代時間だ。ボートでピークに入って振り返えると、二人は遠慮気味にインサイドにステーしている。午前中のラウンドでの、僕と白人リーダーのアイコンタクトのニュアンスを知らないのだ。そして僕たちだけの時間が再びやってきた。波数を集めたが印象は薄い。集中してサーフすると記憶があやふやになる。オンショアの波に乗る僕の画像が残っている。最後に特大のセットを待ったが願いは叶わなかった。スピードボードに戻ると仁がビンタンを差し出した。この場所が名残惜しくてちょっと淋しかった。

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140524 T-REEF D23 #33

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Rip Curl 7’6 TriOn

10:00am to 12:30pm

Head Over and More

No wind or side wind

DEUCE: 3/5mm Full Suit & Boots

 

5時に起きて海行きの準備に小一時間かかった。ネシアトリップのグッズと冷たい海水用のグッズをより分けた。サイズが有りそうなので7’6をチョイスした。丘の上から見るライトP3ピークにそれぞれ5名くらいのサーファーがステーしている。波数はしっかりだがライダブルなセットが少ないようだ。レフトPにはびっくりするくらいの人数が入っていた。おまけにパーキングPにも3名。この場所で322日にカズゥとイトーくんと三人で、ヘッドハーフオーバーのピークをシェアーして以来のニッポンの海だ。その後ジョグ中に右膝外側の腸骨を痛め、右腰の腰痛が悪化し、一ヶ月間苦しんだ。メンタウィへの出発日は425日だった。10日間のボートクルーズを無事に終えて、2ヶ月ぶりにこの場所に帰ってきた。天気が良く、温かかで、波も風もグッドだ。そしてオールメンバーが集まっていた。ノーグローブ・ノーブーツでOK、けれどウェットは5mmと聞いて3mmのブーツをはいた。足を冷やすと腰にくる。なるべく長い時間サーフしたかった。レフトPからライトPへ移動するつもりでいたが、9時にチェックした時より明らかにサイズアップしている。

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2014年5月23日 (金)

140502 Mission May Storm Day6

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Wonder Zone

 

カズ・フージー・イッシー・大観さん・ジュンの5人は裕に連れられてJin-Land Rightに向かった。その場所では巨大なスウェルが牙を剝き、全員が忘れられないセッションとなったそうだ。イッシーはリップが飛ぶリアルウェーブとしては生涯最大の波に飲み込まれ、生還したと教えてくれた。

 

Day6 Jin-Land Left by KOZO6’6Tri

 

僕にとっては辛い試練の一日となった。2012年のトリップ用に作ったKOZO6’6Triの方がニューボードより浮力が有るので躊躇無くチョイスした。スウェルは落ち着いてきたとはいえ、気を抜くとお化けセットを食らってしまう。結局1R目は1本も乗れずに終わり。意気込んで2R目にのぞんだ。中途半端なポジションで波数を稼ごうとする僕に、この場所のエキスパートである仁が、セットを食らわないようにと声をかけてくる。でも結局お約束のようにビッグセットの餌食になってインサイドに運ばれてしまう。気を取り直しゲッティングバックし、次のセットは余裕でドルフィンスルー出来るタイミングだった。ところが水中でレールをホールドする左右の指先からボトムにヒビが走るのを感じた。チェックするとノーズから30センチくらいの場所にクラックが入っている。ストリンガーは折れてはいないが心が痛んだ。2012年の初日のH.Tが初使用で素晴らしいムーブと画像を残してくれた、愛するボードだ。その夜に裕と相談して、ボートクルーのウィーリーにプレゼントすることにした。彼はとても喜んでくれてフィンもいいのと目を輝かせた。いつの日かまたサザンクロス号に乗るチャンスが巡って来た時に、このボードと再会したい。

 

水平線の彼方からIndie TraderⅡ号が現れた。キャプテンから裕に午後にこの場所でゲストにサーフさせて欲しいとオファーがあった。メンバーはポイントを空けて思い思いに休息を取った。

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140501 Mission May Storm Day5

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Wonder Zone

 

昨日のザ・デーの夕暮れは圧倒的な夕焼けだった。気持ちはストークして明日の波たちへの期待を胸に秘めて眠りについた。

 

Day5 

Jin-Land Left

強大なセットを目のあたりにして誰もが黙り込んだ。ただ一人、仁を除いては。淡々と5’8のボードにワックスアップしてエントリーしていった。ブレイクはデンジャラスでテイクオフがすべてだった。ボトムからラインが張るでもなくハイリスクノーリターンな波たちだ。仁は一度6’3のボードにチェンジしたが、その板はセットに巻かれてノーズエリアに3本のクラックが入ってしまった。再度5’8のボードを手にエントリーする仁に裕が同行した。プロガイドとしての責任感の発露だろう。僕たちは言葉少なに一部始終を見守った。

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Whale Outside Right by KOZO6’6Quad

サザンクロス号は再びWhale Rightの定位置に戻ってきた。サイズは若干おさまりファインコンディションだ。一昨日から気になっていた遠いライトウェーブの可能性について裕に聞いてみた。その場所は裕の知る限り誰もサーフしていない。僕とミッチーはスピードボードで偵察に出かけた。ロングウォールのパーフェクトブレイクが目の前に横たわっていた。ボートに戻り急いで準備して初日に使用しただけのKOZO6’6Quadをチョイスした。仁は一眼レフを携えジュンも同行した。てっきり彼女はメインポイントで他のメンバーとセッションするのだと思っていたが、ミッチーと僕に続いてエントリーしてきた。いままで誰も乗ったことのないヴァージンウェーブ(かもしれない?)はちょっと難解だった。ミドルセクションからはボードが出ない。ミッチーが奥々のゾーンから乗り込み、徐々にテイクオフポジションが明らかになってきた。セットセットの波に乗るのが正解だ。僕はその日のベストウェーブをキャッチした。ラインは延々と続き、テイクオフが叶わないミドルセクションをメイクすると遠いエンドゾーンまで乗り込んだ。振り返るとジュンとミッチーが豆粒のようだ。ロングパドルでピークに戻ると二人の満面の笑みに迎えられた。仁はボートに戻りボードとGoProを持って戻ってきた。クルーでただ一人のサーファーであるウィリーもエントリーしてきた。今度はミッチーがマッカラムのオンフィンクアッドでロングランを決めた。うしろ姿がどんどんと遠くなっていく。陽射しが強く汗をかきながらのサーフィン。スタッフのジャイアンにアクアを取りにいってもらった。稲村サーフのKOZOくんにシェープしてもらった新しい6’6はファイブプラグで、クアッドセッティングで使用した。このラウンドで体になじみパフォーマンスの良さを実感した。

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Whale Right by KOZO6’6Quad

ミッチーはロングランに満足してスピードボードのクーラーボックスからビンタンを取り出した。僕と仁とジュンはボートには上がらずにメインポイントに向かった。陽は暮れかけて波たちはメローにブレイクしている。僕たちがアウトサイドでファンウェーブに興じていた頃、この場所ではチューブセッションが展開されていたのだという。フージーとイッシーは余韻を楽しむようにサーフしている。奥のピークを捨ててミドルピークからインサイドに乗り込むと結構なロングランとなった。太陽が水平線に沈む頃、ラスト1本をメイクしてスピードボートに向かった。

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140430 Mission May Storm Day4

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Wonder Zone

 

Day3-75日間、僕たちは日本人にとって未知のゾーンでサーフした。その間、Indie TraderⅡ号とOasia号がやってきたが、それぞれ1Rサーフして姿を消した。僕たちは波に乗り、食べ、飲んで、バカ笑いし、魚を釣り、夕焼けに言葉を失い、夜はデッキに仰向けになり銀河を見つめた。波乗りに疲れると好きな音楽を聴きながらストレッチをした。和食や、日本や世界の波のことを語り、夕食時にはJazzを流した。食後にはアイスクリームに特上ラム酒をかけたデザートを楽しんだ。

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Day4 Whale Right by KOZO6’6Tri 

絵に描いたようなザ・デーがやってきた。ダブルオーバーのライトブレイクは完璧なシェープでチューブからスピッツを吐き出している。僕は心が折れてしまいセットのピークに手が出なかった。メンバーたちはジャストポジションから楽々とテイクオフを決める。前々回は巨大なThundersに乗れず、前回そのThundersをメイクした。乗れない波には出会わなかった。僕はこの午前中のラウンドに最大の悔いを残した。これで最後のメンタウィという思いは消し飛んでしまった。今でも目をつむれば乗れなかった波たちが立ちのぼってくる。午前中のラストウェーブはミドルサイズの波だった。スイムフィンをつけて水中から仁がGoProで撮影してくれた。動画から切り出された画像は僕にとって、トリップを通じてのベストショットとなった。9R目となる午後の記憶はなぜか曖昧だ。きっと思いつめたラウンドだったのだろう。6本テイクオフして5本をメイクしたとメモにあるが、まるで思い出すことが出来ない。ジュンは巻かれてダブルのトランクスを失い、ミッチーは新品のリーシュのベルクロをはがされて板を流した。スピードボートに僕も乗っていたがアフターサーフだったのだろ。スーパーマン・イッシーが、ヒドゥンアイランドまで流されたミッチーの51ブランドの6’1を追いかけて、ピックアップした。それはとても大変なアルバイトだ。こうしてソリッドな南ウネリを受け止め、僕たちのめくるめく日々が始まった。

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2014年5月22日 (木)

140429 Mission May Storm Day3

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New Moon

 

Day3 Light House, Muttu & Whale by Legen6’8Tri

早朝、ライトハウスPのビーチフロントに投錨した。無人のピークはワイドでライトのファーストブレイクが素晴らしい。大観さん・ジュン・イッシー・仁・裕がエントリーした。セットピークからのライディングはボトムでつかまってしまう。それでも大観さんはアタックを繰り返し、1本完璧にメイクしてみせた。仁淀スタイルだと思った。代償は肘裏側へのボードヒットで一針縫う怪我を負った。トリップを通してメンバーにそれ以上の怪我は無く、リーフによる擦り傷で済んだ。残りのメンバーは風の心配をすることなくデッキから見学。そして交代でアッシ・ミッチー・フージー・カズ・僕の5人がエントリーした。僕は使い慣れた6’8で波数を稼ごうと思った。ファーストテイクオフはサイズのあるピークからだった。ツーターン目でジュースにつかまったが手ごたえが良く、このラウンドへの期待が高まった。予報では南ウネリが到着する頃だ。そして各自が1本ずつ乗った瞬間にストーミーになってしまった。たった30分のサーフィンだった。

 

HolesにはIndie TraderⅡ号が停泊していた。波はツースモールでボートはMuttu Leftを目指した。そこはモルジのチキンPを彷彿させるポイントだった。天気は回復し風は弱いオフショアだった。フージーはフロントで最奥のピークからテイクオフを重ねた。僕はミッチーとミドルピークにステーして楽しいレフトウェーブを堪能した。カズはインサイドのピークから必ずロングランを決めた。2時間ほどするとOasia号がやってきた。僕たちはポイントを明け渡してWonder Zoneへとボートを走らせた。その道すがら、船尾から流している仕掛けにサワラが、続いてシーラがかかった。歓声が上がり獲物たちはその晩に刺身、カルパッチョ、そしてフライとなった。

 

Whale Rightは投錨ポイントから波の裏側を見ることになる。カズと僕が偵察に出て裕がエントリーした。セットでヘッドサイズのグッドウェーブだ。夕暮れが迫っており、ボートにとって返し大観さんを除く全員がエントリーした。肩頭の波は頭半までサイズアップしており、南ウネリの到着を体感した。おりしも月齢はニュームーンを迎えようとしていた。サイズのある波に3本チャージし1本をメイクして日暮れとなった。

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2014年5月21日 (水)

140428 Mission May Storm Day2

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Introduction

201210月のメンタウィはH.T.からスタートしてMac’s, Green Bush, Thunders, Loxy, Bat Cave, Telescopes, Burger, Seven Palms, Nipussiと素晴らしい波たちに恵まれ、スモールなBintanで幕を閉じた。ブリダリ号にはアキと裕が乗り込み、アキがボートから、裕が水中から撮影してくれた。山田絵里と僕たち10名はメンタウィに夢中だった。僕と富山くんと大瀧くんを除く残りのメンバーは来年の同じ時期にまたここに戻ってきたいと言った。裕は僕にささやいた。6月からのハイシーズンは強風でエントリー出来ない日が必ずある。5月は季節の変わり目で風が優しいと。僕はメンタウィの違ったシーズンを感じてみたかった。それに12ヶ月のインターバルは短すぎる。心も体も時間も準備出来ない。Mission May Stormだと心に決めた。メンバー集めはゼロからスタートしなければならなかった。年が明けて20134月にボートを抑えるために内金を振り込んだ。約20名のナイスサーファーに声をかけた。アキは心配して相乗り候補を紹介してきた。精神的にはきつかったが2009年のメンバーから石井くんとカズ佐戸川とアッシの参加が決まった。さらに思いがけず岡山の渡邊大観さんと浅沼ジュンのメンタウィラバーから参加依頼が舞い込んだ。そしてラストピースは、初メンタウィの飯田倫太郎・江橋仁・佐藤富士夫だった。ミッチーはアッシと親しい辻堂の歯科医師。仁は葵プロモーションのCMプロデューサー。フージーは空調のスペシャリスト。それぞれが一年以上先のトリップに心乱されながらもデポジットを打った。裕とアキからはFB  Mission May Stormに適時はげましのメールや画像が届いた。困難な状況こそ与えられた試練だ。そして僕は心優しい最良最高なエクセレントサーファーたちをメンバーに迎えることが出来た。

 

Day2 Green Bush by KOZO6’6Tri

早朝は高曇りでグリーンブッシュらしい壮麗なフェイスを見ることは出来なかった。先着の白人サーファーたちが上がるの待って、9時頃からエントリーした。フェイスクリーンで無風。面は柔らかいが僕にとっては難解な波だ。テイクオフが決まってもラインをメイクすることが出来ない。グーフィーフッターはメンバー9名の内フージーとアッシの二人しかいない。彼らは水を得た魚のごとくテイクオフを重ねる。しかし仁・イッシー・カズ・大観さんも波数を集め、ミッチーも慎重なポジショニングからテイクオフを決める。ボーディーボーダーのジュンは、7回目のメンタウィで初めて経験するグリーンブッシュのベストウェーブをビハインドからメイクする。僕はふと気づく。出発直前まで悩まされた腰痛が温かい気温と水温で溶けていくことを。一ヶ月間運動が出来ずに精神的にも追い詰められたが、今こうしてグリーンブッシュのピークにステーしている。調子は上がらなくても、それだけで感謝の気持ちに包まれた。午後には素晴らしい天気になった。波はタイドにより形を変えながらコンスタントに押し寄せた。

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140505 Mission May Storm Day9

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Day9 Big Right Hishinuma to Mac’s by KOZO6'6Quad

20092月に初めて経験したメンタウィ。スマトラサファリーズ生え抜きのガイドであるアキが、この誰にも知られていないBig Rightに僕たちを導いた。べーと富山くんとケイコの4人でマッシーなダブルオーバーの波に乗った。その場所に5年ぶりに帰ってきた。しかし無人であるはずのポイントにはアルゼンチンチームが陣取っていた。ピークは独占され近づけない。カズと仁は中途半端な波に何本か乗って退散してしまった。追って大観さんとジュンとイッシーがやってきた。イッシーは波を引き寄せてグッドライディングを重ねた。僕は右往左往してやっとメインピークのビハインドゾーンに答えを見つけた。しかしその頃には風が変わり始めてしまった。セットセットのダブルオーバーへのテイクオフはレイトとなりボトムで飛ばされそうになった。やっとこらえてエンドゾーンまで乗り込んだ。スピードボードで撮影していた仁から声が上がった。ピークに戻るとオンショアコンディションでジ・エンドとなった。アルゼンチンからのオールドボーイズはメンタウィに4週間、バリに1週間ステーするのだとか。全員ファットなラウンドピンのボードをデッキにストックしている。幸あれと思った。

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前々回2009年のBig Rightから、カズ・イッシー・アッシ・布田くん達はスピードボードでGreen Bushへ向かった。そのレフトには当時日本人はエントリーしておらず、海外マガジンでTube of the Yearを受賞し、ケリーがPipeline Master’s前にこの波でトレーニングしたのだとか、噂されていた。片岡弘道プロフォトグラファーがシュートした波達はそれはそれは素晴らしいシェープだった。 

トリップは明日が最終日だ。サザンクロス号は昼過ぎにマカロニに到着した。リゾートブイには2艘が繋がれている。裕は頓着することなく投錨した。波はセットヘッドオーバーでピークは混雑している。しかしこの場所はベテランにも初メンタウィのメンバーにとっても外せない。僕たちは思い思いに夕暮れまでレフトのロングラインを楽しんだ。

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2014年5月16日 (金)

140427 Mission May Storm Day1&8

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140425-0507 MENTAWAI D13-22 #13-32

Legen6’8Tri& KOZO6’6Tri&KOZO6’6Quad

 

04/25 D7 523 HND2355-KUL0635

04/26 AK405 KUL1325-PDG1330

 

04/27 1&2R Bintan/R by 6’6Quad

04/28 3&4R GB/L by 6’6Tri

04/29 5R LH/R 6R Muttu/L

7R Whale/R by 6’8Tri

04/30 8&9R Whale

05/01 XR Jin-Land/L by Jin&Yu

10R Whale Out Side/R 11R Whale by 6’6Quad

05/02 XR Jin-Land Right

12&13R Jin-Land by 6’6Tri and clushed

05/03 14&15R Jin-Land by 6’6Quad

05/04 16R Loxy/R

05/05 17R Hishinuma/R 18R Mac’s by 6’6Quad

05/06 19&20R Mac’s by 6’6Quad

 

05/07 AK402 PDG0830-KUL1040

D7 522 KUL1445-HND2300

 

Wave size: Small to Double Over

Off shore wind or Side off

DEUCE: Short John, Rush Guard, Cap & Boots

 

Day1 Bintan by KOZO6'6Quad

昨夜22時半にパダンを出港したサザンクロス号は、早朝にH.Tに到着した。フェイスクリーンで時折頭オーバーのセットが入る。ハイタイドのせいかチューブにはならない。先着の船が二艘。ラインアップにはすでに20名ほどのサーファーがステーしている。初日のウォームアップにはそぐわないと判断し、Bintanに向かった。Lane Leftは風が合わず、Bintanはサイドオフでファンな状態だ。ピークには白人たちが56名。SUPライダーが一人。僕たちは思い思いにこの場所でサーフした。時折入るヘッドオーバーの波は思いのほかパワフルで、インサイドまで乗り込むとロングランだ。前回201210月トリップの最終日でサーフしたBintanから、僕たちの冒険クルーズがスタートした。

 

Day8 Loxy by Legen6'8Tri with Lazy Sunday

まだまだワンダーゾーンにとどまっていたかったが、ボートに積み込んだ水が底をつきそうだ。錨を上げて補給港に向かわなければならない。南ウネリは下がってきてはいるが、それでもパンピングしている。昨夜は投錨ポイントで夕食をすませ、デッキで南半球の豪華な星空をながめた。僕は未知のゾーンでスコアーした波たち、そして決して乗れなかった波たちを想い、旅のハイライトの終焉(しゅうえん)を実感した。

夜明けにサザンクロス号はThundersに到着した。サンダースらしい波がブレイクしてはいるが数が来ない。遠いピークにはすでにサーファーが何人か確認できる。ボートが二艘、さらにこちらに向かってくるボートが一艘。ポイントパニックには心がついていけないと思った、その瞬間に裕は躊躇なく“やめときましょう”とつぶやき、Ragus Rightに停泊しているボートを左手に見てパガイ島へボートを進めた。

メジャーポイントLoxyは平和そのものだった。時折入る胸サイズの波を待ってローカルが一人二人メローにサーフしている。シュノーケリングに興じていたカズは、異形ノーズのアグリーなファイヤーワイヤーでエントリーするや、気を吐いたムーブを見せた。波はパワーが無く水深は激浅だ。僕は形だけエントリーして腰サイズの波を1本メイクしてボートに上がった。そこにアッシがローカルを連れてパドルでボートデッキまで戻ってきた。ピークで島サーファーが10名、ボードは5本と聞いて、持参したMAYHEMを差し出したのだ。きっと彼らは末永くそのボードを大切に扱うのだろう。時はメローに過ぎていった。石井くんは上陸して釣り。フージーとミッチーはビーチで貝拾い。僕はスイミングのトレーニングでビーチをクロールで往復した。

 

 

Wonder Zoneでヒートアップした心と体をリセットした僕たちは補給港に向かった。久しぶりに揺れない大地に下り立ち、街をぶらついた。夜景から想像していたのとはまるで違う質素な街だ。空には凧が飛び交いストリートには笑顔が溢れていた。陽射しが強く気温が高く汗が吹き出す。夕刻に投錨ポイントに移動した。

 

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